Google AnalyticsとSearch Consoleが連携できない時に確認すること

Google アナリティクス プロパティと Search Console アカウント内のサイトとを関連付けると、Search Console のデータを Google アナリティクス レポートで確認できるようになります。

Search ConsoleとAnalyticsを連携させるとSearch ConsoleのデータをAnalytics上で確認できるようになります。

(Search Consoleはユーザーによる検索の分析、Analyticsはアクセス分析)

連携させるにはまず両者にそれぞれサイトを登録する必要があるのですが、

登録後、「Search Consoleのデータ共有を設定」や「Search Consoleを調整」ボタンから連携させようとしても一覧にサイトが表示されないことがあります。

その場合に確認すること2つです。

Search Consoleで所有権が確認されていない

Search Consoleの左サイドメニューの「設定」をクリックして「プロパティ設定」の「所有権を確認」欄を見てみてください。

あなたは確認済みの所有者です」となっていればOK。

そうでない場合は確認作業を行ってください。

Search Console登録時に「ドメインプロパティ」を選択している

連携させるには、「ドメイン」プロパティではなく「URLプレフィックス」プロパティで登録する必要があります。

両者の違いは以下。

  • URLプレフィックスの場合

登録したプロパティ:https://example.com/

[ OK ]

https://example.com/dresses/1234

[ NG ]

http://example.com/dresses/1234 - 「http」なのでNG

https://www.example.com/dresses/1234 - 「www」がついているのでNG

  • ドメインプロパティの場合

登録したプロパティ:example.com

[ OK ]

http://example.com/dresses/1234

https://example.com/dresses/1234

http://www.example.com/dresses/1234

http://support.m.example.com/dresses/1234

参考:ウェブサイト プロパティを追加する | Search Console ヘルプ(opens new window)


大抵http→httpsリダイレクト、またwwwも有無どちらかに指定しているはずなので、URLプレフィックスプロパティで登録しても何も問題ないかと思います。

心配な方はドメインプロパティとURLプレフィックスプロパティどちらも登録しておき、URLプレフィックスプロパティのほうをAnalyticsと連携させておくのが良いのではないでしょうか。