運動をやめたら8kg痩せた話
運動したのに太った。しかも疲れ果ててボロボロになるだけ。そこで思い切って運動をやめて食事を見直したら、半年で8kg痩せて筋肉量まで増えました。体力がなくてダイエットに悩んでいる人に読んでほしい話です。
運動しているのに太る「負のループ」
体力をつけなきゃ、と思って頑張って運動していた時期がありました。でも結果は逆。体重は増えるし、毎日ぐったり。完全に負のループにハマっていました。
あとから調べてわかったんですが、体力がない状態で激しい運動をすると、体にはこんなことが起きるそうです。
炎症性浮腫でむくむ
慣れない運動をすると、筋肉に微細な損傷が起きます。体はそれを修復しようとして水分を溜め込む。これが炎症性浮腫と呼ばれる状態で、見た目にもむくんで体重が増えます。「運動したのに太った」の正体はこれだったりします。
コルチゾールが脂肪を溜め込む
もうひとつ厄介なのが、コルチゾールというストレスホルモン。体にとって負荷が大きすぎる運動をすると、コルチゾールが大量に分泌されます。このホルモンは体に「エネルギーを蓄えろ」と指令を出すので、特にお腹まわりに脂肪が溜まりやすくなります。
さらに、コルチゾールは筋肉を分解してエネルギーに変える作用もあります。筋肉が減ると基礎代謝が下がるので、ますます痩せにくい体になる。
体が「節約モード」に入る
疲労が蓄積すると、体は「このままだとエネルギーが足りなくなる」と判断して省エネモードに切り替わります。基礎代謝を下げて、なるべくカロリーを消費しないようにする。これが運動しているのに痩せない、むしろ太る原因です。
体力がない→無理して運動→疲労とコルチゾール増加→代謝低下→太る。この負のループにいる限り、運動すればするほど逆効果でした。
運動をやめて食事改善に切り替えた
「もう運動じゃない」と気づいて、やったことはシンプルでした。
まず、運動を全部やめました。(極端)
次に、タンパク質を切らさない食生活にシフト。
毎食「何食べよう」と考えると時間がなくて偏りやすいので、冷凍弁当生活にし、毎食なにかしらタンパク質を入れるようにしました。プロテインも導入。
これだけで1ヶ月マイナス1〜2kgのペースで、約8kg落ちました。
冷凍弁当をやめた今もリバウンドほぼなし。
運動してないのに筋肉量が増えた理由
体重が落ちただけじゃなく、体組成計で見ると筋肉量が増えていました。運動してないのに。
理由はおそらく、それまでタンパク質が慢性的に不足していたこと。野菜が好きで、野菜中心の食事をしており、お肉は「今日はなくてもまあいいか」な日も多々ありました。タンパク質がぜんぜん足りていなかったんです。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」によると、成人の1日のタンパク質推奨量は男性65g、女性50gです。意識しないとけっこう難しい数字です。
主な食品のタンパク質量をまとめるとこんな感じです。
| 食品 | 目安量 | タンパク質 |
|---|---|---|
| 鶏むね肉(皮なし) | 100g | 約23g |
| 牛もも肉 | 100g | 約21g |
| 豚ロース | 100g | 約19g |
| たまご | 1個(約60g) | 約7g |
| 牛乳 | コップ1杯(200ml) | 約7g |
| ヨーグルト | 100g | 約4g |
| プロテイン | 1杯 | 約20g |
たまごと牛乳を毎日摂っていても14g程度。女性の推奨量50gにはまだ36g足りません。意識してタンパク質を摂らないと、簡単に不足します。
プロテインを1杯飲むだけで約20g補えるので、食事だけで足りない分を補うにはかなり助かりました。タンパク質が十分に入ってくるようになったことで、体が筋肉を作れる状態になったんだと思います。
体力のない人がまずやること
この経験を通じて思ったのは、体力がない人がいきなり運動を始めるのは順番が違うということ。
まずは食事改善。タンパク質をしっかり摂ること。次にプロテインを取り入れて、足りない分を補う。そして睡眠をしっかりとる。体を回復させることを最優先にする。
運動はそのあとで十分です。始めるときも、強度は最小限から。「ちょっと物足りないかな」くらいでちょうどいい。
今やっていること - 10分ヨガ
今続けているのは、B-life(ビーライフ)のMariko先生のYouTube10分ヨガです。
激しくないのにちゃんと体がほぐれる。続いている理由は、気持ちいいから。これに尽きます。
無理なく続けられるものを選ぶのが、いちばん大事だなと思っています。
まとめ
体力がないのに無理して運動すると、コルチゾールの増加や基礎代謝の低下で逆効果になることがあります。まずは食事でタンパク質と栄養をしっかり摂って、睡眠で体を回復させる。体が整ってきたら、軽い運動から少しずつ始める。この順番が、遠回りに見えていちばんの近道でした。